霜が降り始めた、寒いある日。光弥は爆弾発言をかましてきた。



「抱かせて」



そう真剣に言った光弥に、持っていたグラスを落としそうになった。



……い、いきなりなんなのこの人!!?



「ど、どういう意味……」



「ヤらせてっていってんの。俺とエッチしよ」



いつになくストレートな光弥に、頭はもう爆発寸前で。



冬なのに、身体中が暑くなっていく気がした。