【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定





千夏を傷付けるなんて……!



「私、今から健人さんにーーーー」



「待って」



会いに行く、という言葉は、夏希ちゃんに遮られた。



夏希ちゃんは千夏の背中を擦りながら、凛と私を見据えている。



「早とちりしないの。それにもう、呼んだから」



「ーーーーえ?」



どういう意味?と訊こうとしたら、バタバタと騒がしい音が聴こえてきて。



「千夏!!」