「ふ……。恋那、食いすぎ。太るよ」



「え!!?」



「……嘘だよ。気にすんな」



可笑しそうに笑った光弥が、私の頭をクシャクシャと撫でる。



そして少しだけ色気を纏った光弥がゆっくり近付いてきて。



「恋那……好きだよ」



そう言いながら、もう何度目かわからないキスを交わす。



私も好き。大好き……愛してるんだ。



こんな幸せがずっと続いたらいいのに。



ねえ、光弥?
私はすごく幸せだったよ。



光弥も……幸せ、だったのかな……?