大きな手にすっぽりくるまった私の手が、じわじわと熱を持っていく。 外はもう真っ暗で、都会にしては珍しいくらいの星が瞬いていた。 周りはやっぱりカップルだらけで、皆幸せそう。 ねえ光弥……一体、どこに連れてってくれるの_______ ? 「_____ ここだ」 そう言って光弥が立ち止まったのは、白を基調としたモダンなイタリアンレストラン。 なんだか見るからに高そうで、私は少しだけ慌てた。