訳がわからない私に、光弥はそっと唇を寄せてくる。 "お前が、誘うから"そんな甘い言葉を囁かれて、顔から火がでそうだった。 光弥の欲情した瞳と その唇から漏れる数々の甘い言葉に酔いしれながら 私と光弥は再び結ばれた。 何故か、涙が溢れるほど愛しくて、愛しくて。 こんなにも彼を愛しく、離れたくないと思ったのは、初めてだった。 そして容易く、私を啼かせた彼は、満足そうに、慈しむように、何度も私にキスをしたのだった。