「仙道君、おはよう!」



俺の隣の席の女_____ 椎名恋那。



なんだかほわほわしてて、今までの女とは違う感じ。



「……ん。はよ」



コイツを見ていると、自然と頬が緩むから不思議だ。



だけど。



この気持ちが何なのかは、いまはまだ、知らなくてもいいや______ 。