届け!

でも、それよりも、
なんだ今の声。




おさげ女子の今の怒鳴り声に
違和感を覚えた。




何?今の
すごい声。




威厳のこもった、貫禄のある
地を這うような低い声は。




あたしの視線に気づいたのか、
おさげ女子が目を合わせてきた。




「…なに?」




フルフルと、首を横に振って返した。





真面目男子は、涙を拭きながら
「お前、来い!」
笑いすぎたのだろう、ものすごい疲れた顔で言われたが
意味がわからない。




そもそもあそこまで笑っていた理由もわからない。




「お前、いい。
俺らの友達になれ。
俺らのところへ来い。」




だから、どうしたの?お前。




ボーッとしてたくせに
いきなり笑い出して、
かと思えば今度は友達になれ?来い?
はぁ?




「困ってるだろ。
それに、まさか仲間にいれる気じゃ、」




「悪い?」




「悪いに決まってるだろ!」