ただひとつ。Side Story

決して忘れたい訳じゃない。



彼女の存在を無にしたい訳でもない。




なのに……





どうにもならないこの状況に……



耐える自信もないのだ。




ただ一歩が踏み出せない。



俺は…



一体何に、

怯えているのだろう。