ただひとつ。Side Story



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帰り道…



颯太はふと、コンビニに立ち寄った。





「…これか…?」



彼が手にしたのは、ひよりが昼間言っていたカフェオレ。



あまり好んでコーヒーを買ったことはなかったが……




なんとなく、手にとってしまった。





店を出ると、早速ストローを差し込んで飲んでみる。




「……うまっ…。」




お世辞でもなく…



本気でそう思った。




『甘すぎず、苦すぎず、ミルクも濃すぎなくてそれでいてまろやかで……?』



「…確かに…。」




一人で妙に納得しながら…


夕焼け暮れる坂道を…、帰って行った。