ただひとつ。Side Story

予想通りの展開に、俺はシーツを引っぺがしてぐるぐるに丸めた。




「……なんだかなあ、もう……。」




「………?ドンマイっ!」



大地が俺の肩に手を置く。




お前のせいだろーっ?!





「……話逸れたところ悪ィ~が…、浮気話の続きしよーや。」



「………。」



うまく交わしたつもりが……





「………。コイツに浮気できるワケねーだろ?」



颯太が……



腹を抱えて笑い出した。



「……だなっ。」



そして……



大地も笑う。




「……そりゃまあそうだ!!どーせ、偶然会ったとかそういう類だろ?…で、馬鹿正直にトーコに話たら……思いの他、怒ったって話だ!…違うかあ?」



……。


悔しいが……




その通りだ。


けど失礼な奴らだ。

浮気もできない甲斐性なしの男じゃねーよ、俺は。



……多分、ね。