ただひとつ。Side Story

「…へぇー…。…あれっ、て、ことは…。」



「…何だよ。お前さっきから何いいたいワケ~?」



「いや、よく考えてみたんだけど…。このメンバーってお前以外はみんなひよりちゃんに一時惚れてたんだよな。それに、あの子も実はめっちゃ体育会系だろ?おまけに、かわいいときた。お前は何とも思わなかったのかよ?一年の時から仲良かったよな。」



「……………。」



「ナニ、今の間。」



「いやいや。よ~く考えりゃ俺の人生ってわりとかわいい女に出会えるいい人生だったなあ…、と。」



「……ふ~ん?で、真相は?」



「…さあね。もう顔で女を選ぶのはこりごりだ。それに…、お前に話すのはもったいねーし!」



「…うわっ、お前…さりげにひでーな!」


「何とでも言えっ。」


「…お前の真相心理を一度覗いてみたいもんだ。」



「ろくでもねーよ?」






「へ~……。」



「…だから…お前らには絶対教えない!」



「あっそ。」



「まあまずいいからお前も呑め!まだまだ酒余ってるんだから。」



「…わかってるよ。けどその前に…、あいつらマジでうるさいっ。お前家主だろ、近所迷惑になるから止めてやれ。」



「…了解っ。」