ただひとつ。Side Story



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「わっ、お前…足泥だらけじゃん!」



「…え?…うおっ?」




買い物帰り…



ウチの玄関にたどり着いた矢先だった。



靴を脱ぐ大地のその足元は……



見事に、泥だらけ。



いや、それだけじゃない。


よく見ると…


泥が跳ねて裾まで汚れている。




慌てて俺は大地の動きを制した。




「……昨日雨降ったもんなあ…。靴下脱げっ、そして裾捲れや。部屋いったらスウェット貸すから。」



「…お~。」



大地は言われるがままのろのろとそれをこなし、やっぱりのんびりと……



俺の後をついて歩いた。