ただひとつ。Side Story

今日は校門でひたすら待つ!




…誰を?





う~ん……。



待ちたい人は何人もいる。



健をさっそく捕まえるか?



佐野とサシで話するか?



それとも……




青山と、一度ちゃんと話をするべきか…?





…賭けのようなものだった。



最初に来た奴が誰かによって…



俺は俺なりのアクションを起こすつもりだ。



「無鉄砲」っていっちゃあその言葉がぴったりかもな……。







ところが…、




「アレ?…和志?」




一番にやって来たのは…




「…(げっ…)加藤…。」




待ち人じゃあない。



できれば今一番会いたくない…



加藤だった。





「…どうしたの?珍しいね、こんな朝早くから…。」



「…お前こそ、早いじゃん。」