ただひとつ。Side Story



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「…お前と連れションするの、久しぶり。」



「……。一年の時以来だな。」





誰もいない体育館の側のトイレで…



俺らは二人、


肩を並べて立った。




「…で?お前…、青山と何があったんだ?」


「……。いや、別に何もないけど…。」


「…は?イヤイヤ、さっき話してたじゃん。」


「…………。」


「…昨日のことで…、お前、あいつんとこ庇ったんだろ?」


「………!」


「…『何で知ってるんだ』って顔つきだな。だって廊下でのやりとり全部見てたもん。…言っとくけどいい逃れはできねーぞ。」


「…ああ…、そうか。」


「青山は…、自分がしたって言ってるのか?」


「いや…、否定してたよ。」


「……。だろうな、あいつがしたとは思えない。」


「……。和志は…疑わないのか?」


「…何で?」