私は最寄り駅で先生の車を降りた。


「先生、今日はありがとう。」


「こちらこそありがとう。
良いお年を。」


「良いお年を。
先生バイバイ。」


先生は窓から手を振り車を走らせ去っていった。


「……ゆう…り?」


私を呼ぶ声にハッとして振り向くと、そこには那月と陽くんが立っていた……



どうして2人が…もしかして今の見られたの…?