「先生のバカ…」 これ以上好きを大きくしないでよ… 甘くて苦い恋の味。 私にこの気持ちを止めることはできそうにないよ… 私はそっと、貝殻のネックレスに触れた。 「先生… これからも好きでいていいですか?」 告白できなくてもいい。 隣にいるだけでもいいから好きでいることを許してほしい。 …そう思った。 楽しくも苦い初デートは幕を閉じた。