君という罠に5年間かかったままの私

華が慌てながら舞台から飛び降りる
そして大輝はしゃがみ込み、降りた華の頭を叩く
「ばーか。話し合いの途中だぞ?」

「もう終わったし。放課後話せばいーでしょ!」

仲良く話す会話は聞こえない

何だかなぁ…嫉妬深いよな、私。
現に、悠香にも 沙弥にも…
迷惑かけてるよ…。

「っ…ハァ…何秒?!」
考え込んでいると、正面から息を切らした声が聞こえてくる

やっぱ、可愛いもんな…

「11秒。惜しかったわねぇ…華」

最悪 と嘆きながら、セミロングを軽く縛ったゴムを指でくいっと引っ掛けて
髪を解く
またその様も、綺麗で…

無意識で可愛いし美人なんて反則だよ

「ねぇ、華…あんた大輝と仲良くしすぎなんじゃない?



あんたが元カノで、大輝のこと本当は嫌いなの知ってるけど…


少しは気をつけなさい。いらない嫉妬をかっちゃうわよ」

は…?今なんて…。元カノ…?

「はぁーい。唯花…あれ、唯花?」

「ん?な、何?」

「ごめんね」