「diamondと言えば、

今超人気のブランドじゃない?!

何でその社長と知り合いなんですか?!」

驚き、巧を見つめる。

・・・

「アイツとは、

友人と言うか、悪友と言うか・・

アイツはそう、オレの疫病神だ」

そう言って笑った巧。

・・・

意味が分からず首を傾げると、

・・・

「まぁ、とにかく知り合いだから、

夏樹がパリに行ってる間に、

頼んでおくから、仕事頑張ってこいよ」

・・・

「巧に会いたい病が、

勃発したらどうするんですか?」

・・・

「その時は会いに行ってやる」

「すぐに?」

「・・・仕事の都合次第」

「ブ~・・」

「…バカ」

ア・・いつもみたいな感じになった。