私は総司と一緒に近藤さんの自宅にある道場に移動した。 もちろん、トシ達もいる。 「さあ、何処からでも来なよ。舞咲」 「じゃあ、遠慮なく――」 私は竹刀を構えるなり、攻撃を仕掛けた。 竹刀を振り下ろすと総司は難なくそれを止め、隙をついて追撃して来る。 それを繰り返しているうちに私が総司の竹刀を弾き飛ばし、決着がついた。