夢あゆみ ~君と生きる未来~



キーンコーン、カーンコーン。



タイミングよく授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響いた。



「まあ、良いわ。次からは寝ないようにね」



そう言い残し、佐伯先生は教室から出て行った。



「た、助かった…」



一気に身体の力が抜け、私は机に突っ伏した。