私は一人納得するとトシに近付き、身体を揺すった。 「しっかりして、トシ」 すると、トシはすぐに正気を取り戻した。 「ああ、舞咲か」 「ごめんね、トシ。うちのお父さんが…」 「私が何をした!?」 すると、お父さんの頭の後ろに拳が見えたかと思うと、鈍い音がした。 ――ゴツン。 あ、痛そうな音…。