♪~♪~♪~♪ すると、テーブルに置いていたケータイが鳴った。 電話はトシだった。 「もしもし」 『俺だけど。今、家の前に着いた』 「ちょっと待ってて、今――『ピンポーン』…トシ、もしかしてチャイム押した?」 『ああ』 のおぉおぉぉおぉおぉぉ! 私は電話を早急に切ると急いで服を着替え、玄関に向かった。