「嬉しい。ありがとう、トシ」 私は思わず笑みが零れた。 冬場の夜だから映える光の美しさに私は見惚れてしまう。 「舞咲。ちょっと手出して、目ェつぶれ」 「何で?」 「良いから」 何か、今日のトシは忙しない。 私は言われるがまま目を閉じ、手の平をトシに向けた状態で両手を出した。