まあ、良いか…。 私は嘆息を吐くと、黙ってトシに手を引かれるがまま目的地まで歩いた。 それから10分後。 「着いたぞ。良かった、間に合った」 辿り着いたのは墓地の少し行った場所にある公園だった。 そこは少し小高い丘になっていて、街全体を見渡すことが出来る。 冬が近い今、空は既に藍色に染まり始めていた。