「由美が余りにも心配して…」

「…由美知ってたんだっ」

「俺も詳しく知らねぇけどお前が泣いてるって
俺に電話来て…俺に頼むなら自分でって言ったんだけど…
俺の話聞かずに切りやがったて…菜月?」

「あっこれっ目にゴミでもはいったのかなっ…
本当…
あっそうそう…今夜
外で、お祭りあるみたいだからよかったら、
健や由美誘って
みんなで行かない?」

「そうだな、気晴らしにもなるしな、健には俺から伝えておくから、何か悩みがあるなら
俺じゃ役にたたないかもしれねぇけど、
由美には相談してやれよ、俺…女の気持ち言われても苦手だから」

「うん…ありがとう友夜…」

ソファから立ち上がり
友夜は先に部屋から出ていった。

私もそろそろ部屋に戻らないと…っと外を見ると
多目的ホ-ルから
外でお祭りの準備がされている所が見えた。