次の日、
私は由美と一階の食堂で
由美は、ハンバ-グ定食を頼み野菜を口にしながら
ボ〜としている。

ハンバ-グの隣にはキャベツの野菜と人参が盛りつけされている
後はご飯に味噌汁付き。

フォークからにんじんがポロッと落ちはっと目が合うと、
由美は私の方を見て話しかけて来た。

「…?菜月!?昨日のプロフィ-ルの人に会った?」

「まだ!かな…何か出会うきっかけ…持っ…」

一瞬言い掛けた言葉を、閉じこめ考えた。

もしここでこんな話を誰かに聞かれ、相手の名前まで触れて
その相手がここに居たら…
同じ食堂で、食事している場合もあるわけで。

「言い掛けて、
途中で止めないでよ…言いにくい事は
聞くつもりは無いわよ…
でも、どこで出会うかってどちらにしても……。

運命の人が近くにいるかも知れない事も
学園でいい人を見つけるのも苦労よね」

私は、昨日のイベント開催について思いだし、
今日の15時から、
青い建物ホ-ルでコンピュ-タ-で相手の人の座る場所がわかる事の情報を得た事を伝えた。