「あーあ…」 思わず声に出てしまう。 「ミラ…どしたん?」 「……ユサ。」 話しかけてくれたのは 保育所から同じの ユサやった。 うち… ユサにも言えてないん。 『ケイがすき』って…。 ごめんな、ユサ。 うち、ユサのこと ケイと同じくらい 好きやのに…。 でも もしかしたら 『ユサもケイ好きやねん』 って…… 言ったらどうしよ って考えちゃってたから… .