「由美ちゃん、っーー気にしなくていいと思うよ。蓮がそう言ってるんだから。 でも、蓮が言ったように、傍にいてあげて?……っく」 途中で詰まりながらも、そう伝えてきた朔に海斗と陽も頷いた。 「うん?……ありがと」 それにまた首を傾げると、ぐしゃぐしゃと頭を撫でられて微笑まれたので、ついお礼を言ってしまった。 そんな私を引き寄せた蓮に驚きながらも身体を預け、蓮の家に着くまで大人しくしていた。