恋飴なみだ味

『ぐぇっ。いってーな、ホントに。』

それでも、爽やかに笑う涼太はかっこよすぎて、皆が好きになるの分かるよ。

あたしの恋が叶う確率が下がるだけなんだけどね。

『ごめん、ごめん。』

『お前ら、ホント仲良いな。』

いつのまにか、涼太の親友の増岡 龍が立っていた。

『だから、俺らはそんなんじゃないのっ!!』

少し怒ったように、マジメに否定するのは、毎朝のことだから…だと思う。