恋飴なみだ味

そうこうしているうちに、あたし達4人が通う高校に着いた。

『はぁあ。朝練だるいなぁ。』

音楽室は、なぜか1番上の5階にある。

朝っぱらから、この階段はキツい。

喋りながら、ノロノロと階段を上った。

『着いたーっ、5階。』

『慣れないよね。この階段の量。』

『うん。』

あたしと美紀が愚痴るなか、涼太と龍の男性陣はケロッとしていて、息切れひとつしてない。

『さすが、男子は違うね。』

美紀が言う。

『あたしも思ってた。』

今日もあたし達が1番か…

じゃあ、毎朝の、
『ジャンケンしよ。』

そう言うあたしの声に

『またかー。』

『そーだねー。』

『だりー。』

と色んな声が上がるけどやらないとね。