先生達に相談したことによって、胸のモヤモヤがスッとなくなった気がした。


そして、律を受け入れることができたことによって、晴れ晴れとした気持ちになった。


あたしには律がいる。


そう思うだけで、とても安心した。


信頼できる人がいるって…


それだけで幸せなことなんだな…


そう思った。


「律に、昨日のこと謝らないと…。そして、気づかせてもらったこと…。ちゃんとお礼言わないとね…。」



あたしは、目をゆっくりと閉じ、心を落ち着かせた。


そして、ゆっくり目を開けた。


「よし!!」


あたしは走り出した。


早く律に会いたい…


早く律に…



ちゃんと自分の気持ちを言いたい…



その気持ちを胸に…。


律のもとへ…。