あたし、ちゃんと笑ってられてるかな?? 明るく笑っていられてるかな?? あたしが悲しい顔したらダメだ…。 そうすれば、またお母さんたちは不安がる…。 だから、あたしは気づかれないように元気に話した。 「そ、そうね!!じゃあ、お母さんも手伝うわ!!」 「1人で出来るから大丈夫!!」 あたしは、笑顔でそう言って、階段を逃げるように駆け上がった。