「愛ちゃん、遠慮しなくていいんだよ??」
「そうよ!!愛ちゃんいると、すごく楽しいし!!」
お母さんたちの言葉がとてもうれしかった。
このまま、外泊期間が終わるまでずっといたいと思ってしまった。
でも、あたしは前に進まないといけないんだ…
心の中で何度も自分に言い聞かせた。
「いえ、気持ちはありがたいし、あたしも外泊期間までずっと一緒にいたいです。でも、このままずっと逃げてたらダメだと思うんです。ちゃんと向き合わないと…。」
「愛…。」
「それに、今までは家族なんかいらないって思ってたけど、みなさんに出会えて、家族っていいなって思いました。家族がこんなに温かいものなんだって知ることができました。あたしも、みなさんのように温かい家族になりたい…。そう強く思いました。」
あたしは、みんなに深々と頭を下げた。
「みなさんと一緒に過ごせて楽しかったです。ありがとうございました。」
あたしは頭を上げて、みんなの顔を見ると、みんな笑顔だった。
「あたしも、愛ちゃんといれて楽しかった!!また遊びにきてね!!」
「はい。」
「今度は律とじゃなくて、俺ともデートしようね!!」
「お、お兄さん…。」
お兄さんの言葉で一気に雰囲気が明るくなった。

