*小さな光*−幸せな未来へ−




久美子が言い終わると、次は慶太くんと樹くんがあたしの前まで来た。


「俺と樹さ、実は愛ちゃんのこと知ってたんだ。」


「え…。」



慶太くんと樹くんがあたしのことを…??


「それって、もしかして…」


「あぁ。女子高でいじめられてたこと。」


もちろん、そんなことを知らない彩乃と久美子は驚いていた。


「なんで、知ってたの…??」


「実は、愛ちゃんの女子高で仲のいい子がいてさ。それで…。」


「そっか…。」


2人は知ってたんだ…。


でも…


普通に接してくれてたんだ…。


「なんで、愛がいじめられてたの…??こんなにいい子なのに!!!」


状況を理解していない彩乃は、大声を上げた。


「隣の男子校の王子様に告白されて、それが気にくわなかったみたいだってさ。だよね??愛ちゃん。」


樹くんは優しくあたしに問いかけた。