「それに、今日初めて”このまま時間が止まればいいのにな…”なんて思ったんだ…。それくらい、みんなのことが大好きなの…。」
あたしの目からは自然と一筋の涙がこぼれた。
すると、彩乃は優しくあたしを抱きしめてくれた。
「あたしも…。あたしも、愛のことが大好きだよ。それに、そんなうれしいこと言われたら、ホントに帰したくなくなっちゃうじゃん!!」
そう言った彩乃は泣いていた。
あたしには泣いてる姿は見えなかったけど、彩乃の声がかすかに震えていて…。
こんなあたしのために泣いてくれるんだな…
って、心が苦しくなるくらい、うれしかった。
そして、彩乃はあたしから体を離すと、次に、久美子があたしを抱きしめた。
「あたしも、愛のこと大好きだよ。それに、あたしたちはもう友達なんだから!!親友なんだから!!」
「親友…??」
「そう。”今日会ったばっかのに??”って思うかもしれない。だけど、愛が”このまま時間が止まればいいのに”って思ったように、あたしだってそう思ったんだから。この6人でずっと…一生一緒にいれればいいのにって思ったの。それって、友達よりも特別な存在だから、思えることなんじゃないかな??」
久美子はあたしから体を離した。
「あたしたちは、これからもずっと親友だよ、愛。」
「うん。」
あたしは、涙が堪えられなくなり、次々と溢れ出した。

