刻印を持つ古の巫女



「紗良、帰るぞ。」




「うん。
炎…。」




炎君と呼ぼうとしたら炎君はすでにクラスのお姉様がたに捕まっていた。




「ねぇ、炎君一緒に帰ろうよ。」





「俺は紗良と帰る。
じゃないと帰り道が分かんねえし。」




気にするとこそこっ!?




まっ、確かに私と帰らないと炎君には帰り道は分からないか。




「それだったら私が紗良ちゃん家まで送ってあげるから。




なんか違うような…。