「とりあえず俺は今お前と契約をした。お前名前は?」




「幸嶺紗良。
てか、いつ契約したの!?」




「それは紗良が本を開けた時。
この本は使い魔を召還させる本。
その人にあった使い魔が現れた時に自然と契約されるようになってるんだ。」




「そうなんだ。」




「俺はいつもお前のお側にいるから。」




「はぁ。」




「それから…」




「まだあるの?」




「今まで見る事のできなかったものが見えるようになるから気をつけろよ。」




「た、例えば。」




「妖怪とか。
まぁ、襲われても俺が守ってやるから。」




「あり…が…とう…。」




初めての事に私の意識はここで途絶えてしまった。