風が止み目を開けるとそこには一羽の綺麗な赤い鳥がいた。




「お待ちしておりました。
紅…お前は誰だ?」




「しゃ、しゃべった!」




鳥がしゃべってる!!




「女、その甲にあるのは…
そうか、お前が紅弥様の生まれかわりか…。」




紅弥様?




「あの、なんで私がその紅弥様っていう人の生まれかわりって分かるの?」




「その右手の甲にある刻印を見れば分かる。」