「あれ?志貴どうしたの?」 「達己様(たつみ:お父さん)、お客様です。」 家族が揃ってご飯が食べれない理由がこれなんです。 私の家は神社もやっているが陰陽師としも祈祷をしている。 「娘にとり憑いた妖を祈祷してほしいと。」 「ん、分かった。 すぐに行くから部屋に通してくれ。 亜樹、お前も行くぞ。」 「はい。」 「先に食べていいからな。」 そう言ってお父さんと兄さんは席を外した。