紗良の部屋から出ようとした時




「利…來…」




「紗良!目が覚めたのか。
でもお前すごい熱だからまだ寝てろ。」




「利來…利來…
い、痛い、痛い!
あぁぁぁっ!!」




叫び声を上げて頭を押さえる紗良。




「おい、紗良!大丈夫か!?」



っ!




顔を上げて俺を見る目はまるで色がなくなった目をしていた。