刻印を持つ古の巫女



「そろそろ戻らないと。」




「氷だと仕事ができませんので湿布を貼ったらどうですか?」




「お~、ナイスアイディア!
さっすが斗真、全然思いつかなかった。」




「それは、紗良様のお役にたてて光栄です。
私が貼りますよ。」




「ありがとう、斗真。」




「いえいえ。
はい、できました。」




すごい、しっかり包帯まで巻いてくれたよ。
斗真や志貴って何でもできるんだよな。




「じゃあ私戻るね。
本当にありがとう。」