参拝者がいなくなった頃合いをみてきりあげる。




「あ~今日も疲れた。」




「またそんな事を言ってると父さんに怒られるぞ?」




はっとして私は急いで口を塞いだけど時すでに遅し。
お父さんのげんこつが私の頭にはヒットした。




「い、痛い…。
げんこつしなくてもいいじゃん!」




「はぁ~、まったく何度も何度も。
私たちは神様に仕える者。
そんな事ん言ったら神様に失礼だろうが。」




「ぅ…、はい。」




それでいいと言ってお父さんは私の頭を撫でてくれた。




仕事には厳しいお父さんだけどこういう時は優しい。