「紗良騒ぐのはいいけどこっちも手伝ってくれる?」
「あっ、ごめんごめん。
白君、また後で遊ぼうね~」
最後に白君の頭を撫でて私はキッチンに向かった。
運び終えた頃に幸嶺家の全員が集まって合同会が始まった。
合同会とはつまり陰陽師としての結果報告会みたいなもんかな?
ほとんどは男だけの話なんだけどね。
でもこの合同会だけはなぜか家族が全員集まることができるからとても嬉しいんだよね。
「んでね、隣のー。」
「フフフ、ー。」
お母さんも楽しそうだしで良かった。
男軍は結果報告会してるみたいだし私は白君と遊びますか。