利來のお母さんはとても綺麗でお父さんはものすごくカッコイイ。 その2人のDNAを受け継いでいる利來は言うまでもない。 私は家に上がるなりダッシュで庭に向かった。 「白くーん!」 庭に着くなり1番最初に目に入ったのは愛しの愛しの白君。 私が顔を出すと白君も気づいたのか犬とは思えない泣き声を出して私に飛びついてきた。 「キャー、やめて! 白君!くすぐったいよ~」 キャッキャッ騒ぐ私を見て利來が重い溜息をついた。