ミーンミンミンミーン ミーンミンミンミーン 蝉がないてて煩いし、暑い。 何なんだろう、ここは。 歩いても歩いても、木ばっか。 だけど突然現れた石段。 そこには一人の女の子が泣きながら座っている。 「うわーん!ぐすっ…ぐすっ…うわーん!……」 泣いている女の子を良くみれば膝から血を出している。