「大変です!
紗良様が!紗良様が!」




『利來……。』




ドクンッ、ドクンッ……




「紗良様が、いなくなりました!」




「……っ!
行くぞ、白狼!」




「い、行くって、どこにですか!?」




「決まってるだろう。
魔界へだ。紅弥を助けに行く。」




「あ、貴方は千覇様!」




この前のかりはきっちり返してやる。




利來side終わり