「おいおい、俺、あんなやつに血なんてやりたくねえよ。 てか誰が飲ますか!」 「フッ、簡単に死ぬなよ。」 「お前、誰に言ってんだ。」 「炎鳥にだよ!」 その言葉が合図に獅牙と獅龍が仕掛けて来た。 「へぇー、すごいですね? 鬼慈志様に霊力を奪われたというのに、まだそんな力が残っているとは。」 「僕をみくびるな。」