ドンドンッ!

ドンドンッ!




「出てきます。」



「あぁ、頼む、斗真。」



また仕事の依頼かな?



「亜樹様、紗良様、大変です!」



「どうした、そんなに慌てて。」



「街で妖怪が暴れているようです!」



街で妖怪が!?



「なっ!
気配なんて全然感じないぞ!?」




「魔原森の邪気が邪魔をしているのかと。
それか、上級妖怪かもしれません。」




「チッ、紗良!
急いで準備しろ!祓いに行くぞ!」




「はい!」




この時にはもう、ゲームは始まっていた。