「さて、僕はそろそろ帰るよ。
あ、そうだ!紗良も一緒に行く?魔界に。」




「っ、行くわけないでよう!!
絶対に行くもんか!」




「ハハハ、まぁ、迎えに来るからおとなしく待っててね。」




迎えに来る!?




「だからさっきも言ったけど絶対に行かないから!!」




「千覇と浮気なんかしちゃダメだよ?
じゃあ、また今度ね。」




それだけ言うと鬼慈志は風のように姿を消した。




な、何なのよ!