刻印を持つ古の巫女



炎君とも話さないといけないけど先に着替えよう。




利來の血で汚れた袴から着替える。




…あ、あれ?
手が震えてる?




うぅ…利來が…利來が…
何で利來があんなめに。




「紗良…。」




「…炎君!
利來に!利來に!…何があったの!?」




「紗良、落ち着けって。」




炎君に落ち着けって言われても今の私はそんな事する事ができなかった。